やばい不景気だ!社員はクビにできないから減配しかないな!!
皆さんこんにちは。すぐ減配にする日本企業がオワコンだと思うchibamaxです。
今回の記事は以前紹介した、高配当・長期増配の米国株式記事のコロナショック後版です。
日本に比べて株主還元意識が高いと言われている、アメリカ高配当株式を紹介していきます。
米国株式の特徴
配当が年4回(四半期配当)の企業が多いです。
日本はほとんどが年2回か1回です。
アメリカでは株主優待というものが(実質)無い分、高い配当金が分配されます。
※株主優待とはその会社が運営する店舗のサービス券などのことです
当然ながら米国株なのでドルでしか買うことができません。
(楽天証券なら株式購入時に円→ドルへの換金が自動で行われるため即購入できます)
長期で増え続ける配当金
高配当株が多いだけでなく、安定した収益を出している大企業は長期的に増配する企業が多いのも挙げられます。
連続増配年数が何十年も続いてる企業も多いです。
長期的に保有する人にとっては短期的に配当金が多くても、業績悪化等ですぐに下げられてしまっては意味がありません。
(日本で長期的に増配が行われているのは花王の30年間くらいです)
購入時の注意点
配当金の額に目がいきがちですが、企業の需要や業績、連続増配年数などにも注目しなければなりません。(経験者は語る;_;)
高配当を出し続ける企業の特徴として、安定した利益(利権)を得られていることが挙げられます。
利益の大半を株主に配れる余裕があるということです。
逆にベンチャー企業などは無配当株が多いです。
ちなみに米国では株取引の税率は10%ですが、日本に住んでいると米国(10%)と日本(20.315%)の二重課税がかかってしまいます。
利益 -10% - 20.315% = 税引き後利益 なので、実質約28%ほど減ってしまいます。
※確定申告で外国税額控除を行うことにより、米課税10%分の還付を受けられます。
おすすめの高配当株
お待たせしました。
ここからがおすすめ銘柄の紹介です。
情報は2020/06時点のものです。
コロナウイルスの影響で減配してしまった企業は除外となります。
●AT&T(AT&T Inc.)
ティッカー:T
配当利回り:6.85%
時価総額(百万ドル):216,243.80
マーケット:NYSE
連続増配:35年間
時価総額ランク:世界26位
概要:電気通信・メディア系の持株会社であり、インターネット、移動媒体通信サービスを世界的に提供しています。
世界最大の通信事業者と言われています。
ティッカー:XOM
配当利回り:7.41%
時価総額(百万ドル):198,387.70
マーケット:NYSE
連続増配:36年間
時価総額ランク:世界36位
概要:世界中に展開し、石油化学製品及び各種専門製品の製造・販売を行っています。
米石油メジャーですが、業績は芳しくありません。
現時点で減配はしないと発表しています。
●アッヴィ(AbbVie Inc.)
ティッカー:ABBV
配当利回り:4.90%
時価総額(百万ドル):169,590.20
マーケット:NYSE
連続増配:6年間
時価総額ランク:世界47位
概要:研究開発型バイオ医薬品企業であり、医薬品の開発などを行っています。
2013年にアボット・ラボラトリーズから分社したため、実質の増配期間は46年です。
他社と同じ用にコロナウイルスによる影響を受けて暴落するも、医療系の需要は高いため暴落前の最高値を上回っています。
●フィリップ・モリス・インターナショナル(Philip Morris International)
ティッカー:PM
配当利回り:6.37%
時価総額(百万ドル):116,161.90
マーケット:NYSE
連続増配:11年間
概要:タバコの製造・販売会社であり、マルボロ、フィリップ・モリス、メリットなどのブランドタバコを世界中に展開しています。
2008年に海外向けたばこ事業としてアルトリアグループから分離・独立しました。
●アルトリア・グループ(Altria Group)
ティッカー:MO
配当利回り:8.10%
時価総額(百万ドル):77,066.52
マーケット:NYSE
連続増配:50年間
概要:タバコ(マルボロなど)やワインの製造業の子会社を持つ持株会社です。
●パフィシック・パワー・アンド・ライト(Pacific Power & Light PPL Corporation)
ティッカー:PPL
配当利回り:6.17%
時価総額(百万ドル):20,664.36
マーケット:NYSE
連続増配:17年間
概要:公益電力持株会社であり、アメリカ、イギリスで電気や天然ガスを供給しています。
コロナ後も増配を宣言しています。
●ウィリアムズ(The Williams Companies Inc.)
ティッカー:WMB
配当利回り:6.86%
時価総額(百万ドル):27,028.69
連続増配:2年間
マーケット:NYSE
概要:天然ガスや液体天然ガス(NGL)を扱う会社で州間をパイプラインで繋なぐエネルギー・インフラ会社です。
●クラフト・ハインツ(The Kraft Heinz Company)
ティッカー:KHC
配当利回り:4.82%
時価総額(百万ドル):37,868.19
連続増配:-
マーケット:NASDAQ
概要:大手食品持株会社であり、食品・飲料製品の製造・販売を行っています。
2019年2月に減配してしまいましたが、コロナ後はショック前を超える高値をつけています。
成長も期待して紹介しています。
以下今回より追加
●ワンオーク(ONEOK, Inc.)
ティッカー:OKE
配当利回り:10.28%
時価総額(百万ドル):15,997.86
連続増配:16年間
マーケット:NYSE
概要:天然ガス(NGL)システムを所有・運営し、天然ガスの収集、処理、保管、輸送を行っている会社です。
●ピープルズ・ユナイテッド・ファイナンシャル(People’s United Financial Inc.)

ティッカー:PBCT
配当利回り:6.01%
時価総額(百万ドル):5,083.15
連続増配:28年間
マーケット:NASDAQ
概要:銀行と金融持株会社であり、個人・法人及び地方自治体の顧客に商業銀行、小売銀行および財産管理サービスを提供しています。
配当回数は年4回で、コロナ後も増配しています。
●テラフォーム・パワー(Terraform Power, Inc.)
ティッカー:TERP
配当利回り:4.32%
時価総額(百万ドル):4,220.09
連続増配:-
マーケット:NASDAQ
概要:北米および西ヨーロッパで風力および太陽光発電を運用する再生可能エネルギー企業です。
2022年まで年率5%から8%で配当を増やすと宣言しています。
将来の増配に期待できます。
今回は個別株の紹介しかしませんが、
SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF(SPYD)
という高配当銘柄で構成されたETFも存在しています。(20200622時点で配当利回り7.49%)
個別株に抵抗がある方はこちらの購入をおすすめします。
今回削除したもの
オキシデンタル・ペトロリアム(OXY)
理由:減配
フォード・モーター(F)
理由:無配当化
理由:減配
まとめ
いかがでしたでしょうか?
米国企業は日本企業より株主還元意識が高いと言われています。
何十年も長期増配している株は数多くあります。
それに米国株は税率が10%と日本の半分です。
※日本に住んでいると+20.315%の約28%取られます(´;ω;`)
当たり前と言えば当たり前ですが、米国株を購入するのには一度日本円でドルを購入しなければなりません。
つまり配当金や決済差益もドルで受け取ることになるので、そのときの為替レートも利益に関わってきます。
今後の日本は人口の高齢化が進んで労働人口が減少し、経済の低迷が続くことが予想されます。
現在世界を牽引するのは米国企業で、そこに中国企業が追従する形となっています。
二重課税を差し引いても米国株には魅力があるとchibamaxは考えています。
ちなみにchibamaxはメインに楽天証券、サブでSBIネオモバイルを使っております。
このブログを見ている方は、会社という存在に対して疑念を抱いている人がほとんどだと思います。
「死ぬまで会社のために尽くす人生から早く抜け出したい」
と考える人のためにも、まずは私自身が脱社畜を先行して行うことによって皆様に勇気を分け与えて行きたいと思っています。
応援よろしくお願いします。m(__)m
参考にしている書籍は「金持ち父さん貧乏父さん」です。
これは"人生の攻略本"だと言えます。
YouTubeで簡単にまとめた紹介動画を作りました!
それでは今日はこの辺で。長期増配!!
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↑普段から脱社畜に関する記事を書いています。
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