アベノミクスは最高や!日経平均爆上げしてるやろ!!安倍やめるな!!!
皆さんこんにちは。アベノミクスを全く実感できないどころか貧乏化しているchibamaxです。
第二次安倍政権以降、日経平均は3倍近くまで上昇しています。
つまり物凄い好景気になっているということになります。
が、ほとんどの人は景気実感ができず、デフレ脱却すらできていない状況です。
上がっているのは主要株価の単純平均指標である日経225だけだという状況です。
株価の釣り上げによってTOPIXも上がってはいるものの、日経平均と比べると上昇率は低く日経平均と連動しているとは言い難く乖離が生じています。
しかしながら古い日本人には日経平均のほうが馴染みがあるため、日経225が上がれば景気が上がってるように見えるのです。
そして日経平均が上がっている主な原因は、政府による主要株の買い支えです。
一定の株価を下回った場合、全ての株を国が無限に買い続けるというものです。
つまり政府が無限に株を買うので投資をすれば必ず勝てるというものです。
しかし、これは株式を発行してそれを投資家が買い会社を運営していくという株式会社の理念をぶち壊すものです。
その株価維持に使われているものは国民の年金であり、資金は無限ではありませんので必ず終わりがくると言えます。
日本の株価市場にはほとんど外国人投資家しかいません。
必ず勝てる投資でも、日本人で投資を行う人は少ない上に投資を行うために借金できる仕組みもありません。
しかし、海外では投資のために低金利で貸付を行われています。
上記グラフからは海外投資家が売り、それを自社株買いや日銀、年金マネーが買い支えているという構図が読み取れます。
外国人が先物を買うと日経平均が上昇し、(裁定取引を通じて)裁定買い残が増加します。
外国人が先物を売ると日経平均が下落、(裁定解消売りを通じて)裁定買い残が減少します。
2013年以降、日経と買いがほとんど連動していないことが分かります。
そして最近では政府による買い支え資金の枯渇、高齢化社会、五輪終了後の景気後退を考慮し、海外投資家による手仕舞いが入っている状態です。
主要筆頭株主は国で、国が株価を操作することができるようになってしまい、会社の業績等に関係なく株価が推移していくことになります。
そして年金を払うには株式を売却しなければならず、最終的には日本の株価はフラッシュクラッシュを迎える可能性まで出てきています。
五輪前の今現在でもコロナショックによる世界同時株安がこの崩壊の引き金になるかもしれません。
さらには円安への為替操作も行っています。
政権発足時の84円から、一時期円安は125円まで進みましたが、現在110円前後となっています。
日本は為替操作国の監視リスト入りしています。
しかしながらインフレなどを考慮した実質実効為替レートでは100円でも円安と言えるのです。
実際、アメリカではインフレが進み物価は日本よりも大幅に上がっているものの、為替レートがほとんど変わっていないということは日本円の価値は大幅に下がっているということなのです。
1980年以来の歴史的な円安にあり、先進国への海外旅行もかなりしづらい状況となっています。
(逆に日本への観光客は増えていますが…)
日本人は日本円に絶対的な信頼を置いているため、避難用の通貨などの表現もしていますが、実際には円への信用は昔ほどではありません。
総括すると、もはや少子高齢化を止めないと誰が政権取ってもこの状況を立て直すのは難しいと言えます。
高齢層ばかりが増えてシルバー民主主義となった上に、若者の選挙への関心は大幅に下がっています。
そのような状況で少子化対策の政策が打ち出されることはありません。
現状は、一般国民には最悪の政策だが現状維持の民主党よりマシなのかもしれません。
私自身、正直日本の未来はあまり期待していません。
他人に期待するよりも自分が動くほうが遥かに合理的だからです。
移民を受け入れたとしても働くために来る人はどれだけいるのでしょうか。
英語が通じない上に、高いサービスを求められる割に給料が安いなど働きにくい、同調圧力、満員電車、人混みなど全く改善されない上に経済は徐々に縮退していく日本に未来はあるのかを考えて行く必要があります。
このブログを見ている方は、会社という存在に対して疑念を抱いている人がほとんどだと思います。
「死ぬまで会社のために尽くす人生から早く抜け出したい」
と考える人のためにも、まずは私自身が脱社畜を先行して行うことによって皆様に勇気を分け与えて行きたいと思っています。
応援よろしくお願いします。m(__)m
参考にしている書籍は「金持ち父さん貧乏父さん」です。
これは"人生の攻略本"だと言えます。
それでは今日はこの辺で。安倍やめるな!!
↑普段から脱社畜に関する記事を書いています。
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