はいどうもこんにちは。
上級国民は平民とは違うのだよ、平民とは。chibamaxです。
本日は、池袋暴走事故を引き起こしたとされる旧通産省・工業技術院の飯塚幸三元院長(88)について考えていきたいと思います。
近頃、プリウスミサイル、あ、高齢者運転による事故が多発していますね。
今回の事故は2019年4月に池袋で起きた高齢者運転による事故です。
「フレンチに遅れそうだった」とか「クルマが勝手に動いた」などとの供述をしているとの情報がありますが、本当なら言語道断ですね。
池袋暴走事故
2019年(平成31年)4月19日12時25分頃、東京都豊島区東池袋4丁目付近の都道の交差点において旧通商産業省(現経済産業省)の工業技術院の飯塚幸三元院長(当時87歳)が運転していた乗用車(銀の20プリウス)が暴走して多重衝突事故を惹起。
最初に鉄柵及び縁石に衝突、その後150mほどを100km/hほどで暴走、最初の接触から70mほど先の横断歩道で自転車の男性を撥ねる。そのまま次の横断歩道で母子を撥ねる、に交差点でゴミ収集車に激突し横転させる。その後も横断歩道で歩行者4人を撥ね、最後に対向車のトラックにぶつかり停止する。
結果的に赤信号を無視して交差点内の横断歩道に突っ込むなどして母子2人が死亡し、飯塚氏を含む10人が負傷した事件です。
(一部wikipediaから引用)
事故後の対応
飯塚氏は事情聴取に対して「アクセルペダルが戻らない」「ブレーキが効かなかった」とクルマの安全性に問題があると供述しました。
(しかし実際、車に異常は見つかっていません)
事故当時のドライブレコーダーの音声でも妻に危ないと指摘されています。
にも関わらず飯塚氏は事故後の息子への電話で、
などと、とても冷静な指示をしていたという話もあります。
※Wikipediaの編集ロックや、ストリートビューのモザイク処理は普通の人が簡単にできるようなものではありません。
警察は飯塚氏を現行犯逮捕していません。
さらに各メディアの事故当時の発表は名前を伏せており、公表された後も飯塚幸三"さん"などの敬称や肩書きで呼称されていました。
(書類送検された11/12以降は一部報道機関で容疑者呼称に切り替えています)
その後、テレビや新聞では一切取り上げられなくなり、ネット上で「上級国民」だから特別優遇されている、などと拡散されました。
飯塚幸三氏の経歴
飯塚 幸三(いいづか こうぞう、1931年〈昭和6年〉6月1日 - )
は計量学を専門とする日本の研究者であり、旧通商産業省技官。東京大学工学博士。
硬さ測定や形状誤差の研究に実績があり、計測の国際標準化活動にも貢献した。
計量研究所所長、工業技術院長、クボタ取締役(常務、専務、副社長)を歴任。
15年間委員を務めた国際度量衡委員会では日本人初の副委員長にも就任し、世界計量記念日を提案した。
日本計量振興協会や計測自動制御学会、国際計測連合(英語版)(IMEKO)などで会長を歴任し、日本工学アカデミーや日本工業標準調査会の副会長も務めた。
2015年秋、瑞宝重光章を受勲。
このように過去に輝かしい功績があるということですね。
(一部wikipediaから引用)
逮捕しないワケ
以上の経歴から、"元官僚・上級国民だから現行犯逮捕されない"などとの憶測が飛び交っていますが、理由について考察していきます。
まず飯塚氏本人が怪我をして入院していたということが挙げられます。(しかし胸に軽症のみらしいです)
警察は逃亡・証拠隠蔽の恐れがないので逮捕はしないとしています。
実況見分時の飯塚氏
なお、飯塚氏は東京都公安委員会によって運転免許を取り消す行政処分が下されています。
書類送検
2019年11月12日(事故から7ヶ月後)になってようやく、警視庁は自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで書類送検しました。
理由は調査の結果、誤った運転操作が原因と解明されたからです。
さらに、片足の具合が悪い上、手足の震えや筋肉のこわばりが起きる「パーキンソン症候群」に罹患していた疑いがあったことも判明しています。医師から「運転は許可できない」と伝えられていたそうです。
まとめ
- 飯塚幸三氏は母子二人を死亡させ、その他大勢の人間の命を奪いかけたにも関わらず逮捕されていない
どんな理由があるにしろ、2人も死亡させて身柄を拘束されないのはおかしいですね
- 警察は事故後の飯塚氏を警護し、各メディアは公表を控えるような発表を行い、その後は一切取り上げていない
警察やマスコミは何かの圧力を受けたのか、真相は未だ不明です
- 事故から7ヶ月後にようやく調査が終わり、飯塚氏は書類送検された
87歳という高齢な上に医師から運転を止められていたにも関わらず運転し、人を死なせた罪は「とても重いものであって欲しい」と願うばかりです
いかがでしたでしょうか?
この事件は未だに波紋を呼ぶものとなっています。
これからの展開をただ見守るしかできませんが、皆様には高齢者運転の恐ろしさや上級国民に対する警察の対応などについて知っていただければと思います。