はいどうもこんにちは。
資産のほとんどをSP500全力買いに回したい。chibamaxです。
本日は海外投資について考えていきたいと思います。

「なら投資をやらずに現金で持ってればいいじゃん!」
と思われがちですが、過去記事でも紹介した通り多額の現金ポジションを持ち続けることが一番の損失に繋がります。
前置き
長期投資を考えるのであれば、正直日本株は微妙なところです。
今のままの状態が続くのであれば、労働人口は減少し日本企業は衰退していく未来が見えます。
その上給料は上がらず若者の労働意欲は下がっていくばかりか、物価は上がり続けて生活は苦しくなるばかり。
日本政府の方針が一気に変わり、若者のための政治や大規模な移民政策等を取らない限りは日本への長期投資はおすすめできません。
全資産を日本企業や不動産にしていると地政学的リスクへの対処が難しくなってしまいます。
なのでリスク回避のための分散投資をおすすめします。
とはいいつつもいきなり米国株現物を保有することもリスクとなってしまいます。
そこで”ETF”や”投資信託”といった”インデックスファンド”などを利用したリスク回避方法がありますので紹介していきます。
NYダウとS&P500
NYダウ平均株価(DJI ダウ工業株30種・ニューヨーク平均株価)やS&P500(Standard & Poor's 500 Stock Index)というものがあり、以前紹介した日経平均株価や東証株価指数の関係にも似ています。
NYダウは日経平均に似て株価の高い「値がさ株」の動きに影響を受けやすく、S&P500はTOPIXに似て株価の時価総額の高い「大型株」の影響を受けやすいといった感じです。
NYダウ:アメリカを代表する30銘柄の平均株価を指数化したもの
SP500:米国主要企業500銘柄の時価総額を指数化したもの
ETFと投資信託
ETFは上場している投資信託で、証券会社を通して取引を行います。
売買単価はETFのほうが高いですが、価格はリアルタイムで指値・成行注文の両方が可能です。
(指値注文:自分の指定した価格でのみ約定 成行注文:注文板に出ている注文価格で即約定)
投資信託は証券会社の他に金融機関等の窓口で購入ができ、注文の翌営業日に売買価格は公表されます。
インデックスファンドとアクティブファンド
インデックス(パッシブ)ファンドとは
NYダウやS&P500は株価指数に過ぎないので、株現物を買うには会社個々の株式を買わなければなりませんが、投資信託やETF(Exchange-Traded Fund)を通して、丸ごとS&P500の動きに連動したインデックスを購入することができます。
日経225やTOPIXを利用した金融商品も同じ原理です。
海外ETFは国内ETFに比べてスプレッド(価格乖離)が小さいといわれています。
アクティブファンドとは
丸ごと投資をするインデックスとの違いは個々の株式に対して”投資のプロ”が代わりに投資を行うというものです。
株価指数を上回る利益を出すことが可能ですが、その逆もあり得る上に多額の報酬(手数料)が必要となってきます。
無論相場環境によっては損失もあり得ますが、無論補償はありません。
ETF・投資信託・先物には同じNYダウやS&P500でもいくつか種類がありますのでどれが良いのかを調べてから投資する必要もあります。「上場インデックスファンド米国株式(S&P500)」や「SPDR S&P500 ETF」など…
まとめ
- 国内株式・債券のみの投資にもリスクはある
回避するためには全世界への投資が必要となってくる
- NYダウは値嵩株、SP500は大型株の影響を受けやすい
インデックスは個々の株価の変動を受けにくく、世界経済の発展によって安定した利益が見込める
- アクティブファンドを利用することにより、より細かい投資配分で投資信託を行うことができる
プロ(ファンドマネージャー)に全て任せることになるので、その分の信託報酬を取られる上に自分の意思が反映されないので注意が必要
いかがでしたでしょうか?
今の日本に企業を見る限り、平成は失われた20年と言われるよう、成長し続ける世界経済に対して大幅な遅れを取っている感が否めません。
将来に向けた投資を行うのであれば海外への分散投資は必須になってくるかと思われます。
今後は、米国だけではなく、全世界への投資についても紹介していきたいと思います。
それでは今日はこの辺で。あでゅー!